胸郭出口症候群｜北千住西口接骨院

皆様こんにちは。北千住西口接骨院です。今回は胸郭出口症候群についてブログを書いていこうと思います。皆様は胸郭出口症候群をご存じですか。症状はいくつかあります。
腕を上げた際に上腕に痺れが出る
肩甲骨周辺に痛みや痺れが出る
前腕尺側と手の小指側に刺すような痛みや痺れ、ビリビリするような感覚障害
手の握力の低下による細かい作業がやりにくいなどの運動機能障害
握力の低下による小指球筋の萎縮
などの症状があります。

胸郭出口症候群に対する当院の考え

胸郭出口症候群に対する当院の考えとしては、腕神経叢と鎖骨下動静脈が3つの狭窄部位をとっているためそれぞれの部位で神経や血管を障害することで痛みや痺れ、運動麻痺などの症状が出てくると考えます。3つの狭窄部位1つ目は、前斜角筋と中斜角筋の間、2つ目は、鎖骨と第１肋骨の間の肋鎖間隙、3つ目は、小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方。それぞれの部位で神経や血管を締め付けたり圧迫することにより痛みや痺れに繋がってきます。
また、締め付けの場所によって細かく名前がありますが、総称して胸郭出口症候群と呼ばれています。

胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか

胸郭出口症候群を放っておくと、症状が悪化し痛みの度合いが強くなります。また、肩や腕の運動機能の障害が出ることで腕が動かしづらくなり、普段の日常生活に支障をきたすようになります。さらには、長期間放っておくことにより自律神経系に影響を及ぼすようになります。症状としては、頭痛や立ちくらみ、不眠、胃腸障害（消化器系）、全身倦怠感など身体の内側に症状を伴います。放っておいてから治療すると治りづらくなり長期間の治療が必要になってきます。したがって、このように症状が悪化する前に治療を行って行くことが大事になってきます。

胸郭出口症候群の改善方法

胸郭出口症候群の改善方法として、まずは肩や腕に負担をかけない事が一番大切です。十分な休息をとり疲労をためないこと。また、手・腕のしびれ、握力の低下などの症状がある場合は肩を窄めた状態で安静にしましょう。入浴で血行がよくなることで疲労や血流の改善がされます。日常生活の中ではリュックを背負うことによる肩への圧迫、腕の引っ張りにより症状が悪化されることがあるので日常生活から気をつけていきましょう。キャリーバックなども片方だけではなく左右の手で交互に持つようにしましょう。
さらにストレッチをすることで症状の改善もできます。

胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは？

胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューとしてあげられるのが、肩甲骨はがし、猫背改善治療、骨盤矯正、鍼治療です。斜角筋や胸筋が影響で痛みや痺れが出ているため、このようま症状を改善するためにまずは筋肉にアプローチすることが大事になってきます。現代病と言われているスマホ姿勢やなで肩の影響で症状が出ている人もいるため姿勢の改善が必要になってきます。筋肉と姿勢、両方にアプローチできる治療が骨格矯正になります。また、当院の治療メニューだけではなく、お家で行える簡単なストレッチや体操を教えていくことができ、日々の生活で気をつけていくことが大切になってきます。