四十肩・五十肩
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皆さん四十肩・五十肩についてお悩みはございませんか?
髪を後ろで束ねる時の痛み
電車で吊り革を掴むとき
シャンプーをするとき
洗濯物を干すとき
このように肩を上げた際に痛みが出ることがあります。 -
四十肩・五十肩に対する当院の考え
肩の関節は肩甲骨の「関節窩」という窪みに、球形をした上腕骨の骨頭が入ってます。「球関節」という関節になっておりグルグル回すこともでき可動域がとても広い関節になっております。肩甲骨から離れないように強靭な靭帯や筋肉の腱によってしっかりとつなぎ止められてはいけません。
その関節窩を上から覆い肩甲骨と上腕骨を繋ぐ筋肉がございます。「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」この四つの筋肉が関節を支えています。
加齢によって肩関節を構成するこれらの骨や人体、軟骨、腱が退行変性することで周辺組織に炎症が応じて痛みが起こります。 -
四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか
四十肩・五十肩を放っておくと、腱板断裂になってしまう恐れがございます。
腱板断裂とは、腱板が骨と骨との間に挟まって断裂してしまいます。四十肩・五十肩と違う所は拘縮(関節が動かなくなってしまう)が起こってしまいます。肩を上げるときに力が入らない、肩を上げる際に音がすることがあります。
四十肩では肩は上がりますが、肩を上げるとズキズキするような痛みが起こります。このほかにも、夜中に痛みを感じる「夜間時痛」があり、睡眠が妨げられたりします。悪化すると運動制限がよりひどくなり「拘縮肩」や「凍結肩」ともいわれ、肩が動きにくくなります。 -
四十肩・五十肩の改善方法
四十肩・五十肩の改善方法として、「筋肉の運動」が大切になってきます。しかし、誤った動かし方をしたり、過度に動かしてしまうと痛みを悪化させることがありますので十分注意してください。
また、食材でも痛みの改善をすることができます。血行や代謝を良くすることで治癒を促進し、痛みの緩和をさせることができます。血行を良くする食材として、ショウガや長ネギなどが挙げられます。生ものや冷えた食材は血行や代謝を悪くするのでおすすめはしません。
また、東洋医学の改善方法として、鍼灸治療や漢方などがあり、身体の内側から整える方法もあり、おすすめです。 -
四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは?
四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューとして、肩甲骨はがし、猫背改善治療、鍼治療、矯正治療があります。
肩甲骨はがしや猫背改善治療は肩甲骨まわりの筋肉にアプローチを行う治療です。上記で述べたように、肩甲骨まわりにはたくさんの筋肉が付着しているので、一つ一つストレッチを行い方の柔軟性を上げていきます。鍼治療では身体の内側から良くしていき、筋肉自体を直接治療を行い、お身体自体の自然治癒力を上げていく治療になります。
矯正治療では、身体の根本(骨格)から治していく治療になります。骨や関節に刺激を入れることで根本を良くしていきます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
肩甲骨はがしや、猫背改善治療を行うと肩甲骨まわりの筋肉が緩み方の可動域が上がります。マッサージだけでは取れない痛みをストレッチでアプローチを行い可動域を上げます。上記で述べたように肩甲骨にはたくさんの筋肉が付着しております。インナーマッスルや関節を動かすための大きい筋肉などたくさんあるのでそこにアプローチを行なっていきます。
鍼治療では、身体の内側からアプローチをかけていき筋肉自体を直接刺激を加えて筋肉を緩めます。
改善するために必要な施術頻度は?
四十肩・五十肩を改善するために必要な頻度は、週に3~4日の治療頻度が必要となります。治療は一回行っただけでは良くはなりません。一回治療を行なってもすぐに戻ってしまうので繰り返しの治療が必要となります。
またご自身でのセルフケアも必要となります。肩の運動や肩甲骨の運動が必要となります。治療を行なっても肩が固まってしまうので、しっかり運動も行い、同時に治療を行うと良いでしょう。