変形性股関節症
あぐらをかくことができない。
爪を切る時などに触るのができない、もしくは体勢がキツい。
少し歩くことはできるが、長時間だと股関節が痛くなる。
立っている姿勢など股関節に体重がかかると痛みが出てしまう。
常に股関節が痛む。
股関節が痛くて立つことができない。
レントゲンで股関節が変形していると言われた。
股関節が歩く時にガクガク音が鳴る。
足の長さが左右で違いがある。
他の人に歩き方がおかしいと言われた事がある。
変形性股関節症に対する当院の考え
変形性股関節症と聞くと皆さん「治らないのかな?手術が必要なのかな?」など不安になる方がたくさんいると思いますが、しかし、それは誤解です。程度によりますが、軽度のものや初期のものであれば、接骨院などでの手技施術でも軽減が期待できます。
痛みが起こり始めた初期は、数日間の休息で痛みは治まります。しかし、この繰り返しの中で、痛みが徐々に長引くようになります。
進行すると、安静にしていても痛みが生じたり、就寝中に目が覚めるほどの痛みが出ることもあります。そのため、進行して重症になる前に接骨院などでの早期施術が大切になってきます。
変形性股関節症を放っておくとどうなるのか
変形性股関節症の自覚症状でよく見られるのが、股関節付近にある鼠径(そけい)部の痛みや違和感です。
また、病状が悪化してくると、大腿骨頭の位置がずれてきて、左右の脚の長さに差が生じ、身体を揺らすように歩くなど、歩き方にも変化が出てきます。さらに、関節軟骨がすり減って骨と骨が直接ぶつかり、痛みが出てきます。
初めは、前屈みになると脚の付け根が痛い程度ですが、そのうち痛くて階段の昇り降りがつらくなります。
もう少し症状が進むと、車の乗り降りの際に手で支えないと脚が上がらなくなったり、脚の爪を切ることもできなくなったり、最後は歩くのに杖が必要で移動は車椅子、という状態になってしまいます。
変形性股関節症の軽減方法
変形性股関節症は、歩く、しゃがむ、立つといった生活動作でかかる負担によって徐々に進行し、悪化します。そのため、日常生活でなるべく股関節に負担をかけないで生活することが大切です。
例えば、正座をしたりあぐらをかいたりすると、股関節を深く曲げて座る姿勢になるので、股関節に過度の負担がかかります。そのため、できるだけそのような姿勢を控えることが望ましいです。
また、トイレをする時は和式を使うのではなく洋式を使うことなど、いつも地面に座るのではなく椅子を使用するようにしましょう。
重い荷物をなるべく持たないよう心掛けましょう。もし持つ必要がある場合は、カートに乗せるなどの対処をしましょう。
変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院では効果的な施術メニューが豊富に揃っています。
まず1つ目は「矯正施術」です。
この施術は骨格のズレを修正するもので、体の土台である骨盤がずれると、背骨や下半身の骨も影響を受けてしまいます。そのため、正しい位置に戻すことで根本的に症状の軽減をを図る施術となります。
2つ目は「ストレッチの施術」です。
変形性股関節症では股関節周りの筋肉が凝り固まることがあります。この施術ではしっかりと筋肉を伸ばし、緊張を緩めて痛みを軽減する効果が期待できます。
当院ではこれらの施術を中心に、患者様一人ひとりの症状に合わせた施術を行っています。どうぞお気軽にご来院ください。
その施術を受けるとどう楽になるのか
矯正施術を行うと、骨格の歪みが解消され、これまでの歩行で歪みの影響を受けていた部位の筋や骨にかかる負担が軽減され、変形性股関節症の痛みが楽になることが期待できます。
もちろん、1回の施術でも効果を実感できますが、継続して施術を受けることで歪みを軽減する効果がより高まります。
また、筋膜ストレッチでは主に下半身の筋肉をストレッチすることで、筋肉が硬い状態だと股関節をスムーズに動かすことが難しくなり、変形性股関節症の進行を招いてしまいます。筋膜ストレッチを受けることで、股関節の動きが楽になり、痛みの軽減が期待できます。
軽減するために必要な施術頻度は?
軽減するためにはやはり定期的に通院する必要があります。
矯正施術は1回でも効果がありますが、しっかりと症状を軽減するには最低1年の期間が必要になります。脳に正しい骨格を記憶させることが大切なので、根気強く頑張りましょう。
筋膜ストレッチも期間が必要です。筋肉の細胞周期は3ヶ月なので、最低でも3ヶ月は続けて行きましょう。
どちらの施術も週に1~2回通えると効果が現れてきますので、頑張りましょう。施術の効果を得るためには継続的な通院をおすすめします。
患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術を行っています。変形性股関節症の痛みでお悩みの方は、ぜひお気軽にご来院していただければと思います。